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ベッドすのこの修理

賃貸アパートを経営されているオーナーさまより、居室に入れているベッドが壊れたので見てくれないかとの依頼。
こちらのアパートは欧米のユーザーが多いらしく、大柄な人が「ドカン」とベッドに座った際に、壊れたらしい。




現調したところ、どうやらスノコ部分が割れている模様。
そもそも、端材を駆使して作られたようで、スノコの天板は3ミリ程度のMDF。しかも長手方向に貼られており、荷重のバランスが悪い。
間に合わせの材を使っているためか、あちこちに補修の跡や飛び出したクギなども。気になるけれどこれもどうにかするとなると、買い換えた方が安い。
とりあえず、スノコ以外は活かして、スノコのみ作りかえて納品。



たまたま、娘の部屋にIKEAのベッドを入れた時に、構造や組み立てプロセスを観察できたのが役に立ちました。
カメラの電池がなくなったので、完成写真はありません。
現調後、ずいぶんお待たせしてすみませんでした!

額縁の補修

ひょんなことからお隣さんに依頼された額縁修理。
留めの部分の接着が外れ、ガラスが脱落しそうなんだそうだ。
わりと華奢なのにガラスがはまっていたので、重すぎたんじゃないかと。

 

 

接着で修理してもいいんだけど、なんでも、来月のグループ展に使うとのこと。
接着材だけの補修では心もとないので、装飾用のコーナー金具を併用することにしました。

 

 

フレーム用材は厚み10mmほど。
留め部分と金具の裏側に接着剤を仕込み、フレームが外れたためにぐらぐらしていた、かかり部分も動かないよう接着。
金具専用のミニビスでは長すぎるため、6.3mmのさら木ねじを使用して締結しました。
ねじはブロンズ色の金具にあわないシルバー色だったので、最後にねじ頭を着色レタッチ。
何とか違和感なく修理終了。

 

 

「あら、なんだか風格があがったわネ」
なんて、嬉しい言葉も。
ちょっとしたことなのに、ありがたいことです。

竹の花台修理

隣家から依頼されていた竹製の花台の修理が完了。
お客様が椅子と間違えて座られて、壊れたとのこと。
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初めは天板修理だけで済むかと思っていましたが、
よく観察すると躯体の歪み、桁の裂け・割れが。
おまけに接合は全て細かな仕口、竹ダボ加工、
苦労された跡もあり修正の困難さがうかがえました。
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竹は繊維が硬いうえに今回は古いものなので、裂け目や割れの接着も大変。
ヒビ程度のところには瞬間接着剤を流し込み、広い裂け目は
粘度の高い多用途接着剤を塗ってヒモでギュウギュウに縛って固定することに。
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天板は、竹のスライスを細かく継いだもの。
こればっかりは再現する能力がないので代替として、ヒノキの薄板を使用。
竹並みの強度にはなりませんが補強として裏に和紙を貼り、竹風に汚しを入れたのち、
多少の防水も兼ねて表裏に水性ウレタンニスをペイントしました。
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外れてしまってどうしようもなかった桁は元の加工方法にならい爪楊枝でダボ継ぎ、
どうにも隠せない裂け目のカバーに手元にあった竹の皮を貼りました。
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観察すればするほど発覚する不具合、構造の理解、解決方法の模索…
大変に勉強になりました!

格子門扉の化粧直し〜補修とペイント

住んでいるマンションのオーナーさんに依頼されて公共部分の門扉を化粧直ししました。
マンションが隣接していて風が吹き込むのでしょうか、風雨でかなりのサビ。まぁ、電動工具もあるし錆止めペイント駆使すれば大丈夫かと思っていましたら…一部、完全に朽ちていました…

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初めは気づかず、ガンガンサビ落とししていたのですが途中で気づき、困惑。とりあえず、落とせるだけサビを落とし、朽ちた部分はそのままで錆止め塗装まで作業。

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冬の塗装は時間がかかるので作業はひとまず中断。その間に朽ちた部分の補修に悩みましたが結局、100円ショップでも手に入る扱いやすいアルミ板を使い、朽ちた部分を囲うように曲げて隠して接着、継ぎ目を白いシリコンコーキング剤で防水して補修しました。塗装の仕上げ色が白なので問題無しです。
補修剤が乾燥したら、仕上げ塗装。下塗りともに油性塗料でしたのでかなり臭いましたし、粘度がすぐ上がるので作業しにくいことこの上なかったですが、こればっかりは仕方ありませんね。

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オーナーさんが言うには、業者さんも「もう交換したほうがいいですよ」とのことだったので、少々の延命策にしかならないかもしれませんが、新年をキレイな状態で迎えられるよう、年末に頑張りました! もちろん、オーナーさんにも喜んでいただきましたよ!

今回お役立ちだったのが
株式会社イチグチの「六角軸サビトリホイル」。ちょうどアドバイザー勉強会で紹介されたばかりで、この作業にピッタリだ!と揃えておきました。工具は有線の電動ドリルで。冬場はバッテリーものは持ちません。

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そして
株式会社ハイポネックスジャパンの「ウルトラライトニーパッド」。ゴツゴツした石敷きの外構で作業したのですが、門扉の下端などはコレなしでは作業できませんでした。フワフワで暖かくって、とっても楽でした!

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