ひょんなことからお隣さんに依頼された額縁修理。
留めの部分の接着が外れ、ガラスが脱落しそうなんだそうだ。
わりと華奢なのにガラスがはまっていたので、重すぎたんじゃないかと。

 

 

接着で修理してもいいんだけど、なんでも、来月のグループ展に使うとのこと。
接着材だけの補修では心もとないので、装飾用のコーナー金具を併用することにしました。

 

 

フレーム用材は厚み10mmほど。
留め部分と金具の裏側に接着剤を仕込み、フレームが外れたためにぐらぐらしていた、かかり部分も動かないよう接着。
金具専用のミニビスでは長すぎるため、6.3mmのさら木ねじを使用して締結しました。
ねじはブロンズ色の金具にあわないシルバー色だったので、最後にねじ頭を着色レタッチ。
何とか違和感なく修理終了。

 

 

「あら、なんだか風格があがったわネ」
なんて、嬉しい言葉も。
ちょっとしたことなのに、ありがたいことです。