お仕事はお仕事を生む。

先日ベッド修理をしたオーナーさまから、今度は自宅の改善依頼。
1階のクローゼット内にハンガーを掛けられるパイプをつけて欲しいとのリクエスト。
今は、突っ張り棒を渡して間に合わせていたが、重さで落下して困っていたそうだ。

外出する時にサッと羽織る上着やコートなどを玄関に近い1階のクローゼットにかけておきたい。
2階には立派な広いクローゼットルームがあるけれど、歳を重ねるとそこまでしまいにいくのもおっくうだ。
主人がいつも、突っ張り棒が落下しする度にイライラして困っている。

ライフスタイルが変われば、必要なものも変わってくるのですね。



作業自体はシンプルなもの。
丸棒をパイプソケットで取り付けるだけ。

しかし壁は石膏ボードで、パイプの欲しい位置に下地があったりなかったり。
ということで、石膏ボード用ピンを併用することにしました。
しかし。



普通のパイプソケットを石膏クギで取り付けようとしていたのですが、ソケットのツバ部分が思ったよりも厚く、3方向に角度違いのピンをクロスさせる石膏クギはネジ穴を通らないことが発覚。
これを解決するには、ネジ穴に通るピンを持つ石膏ピンが必要。

ということで、私物をゴソゴソと引っ張り出し、「マジカルピンンフック」を採用することに。このフックは、ピンが1本のもので耐荷重3kg、2本のもので8kg。ネジ穴はソケット1つにつき3つあり、紳士ものの上着をたくさんかけても大丈夫そう。
今回の案件は、下地が使える部分もあるのでこれで十分かな。

最終的には、旦那様のクローゼット、奥様のクローゼット、2ヶ所にパイプを取り付けました。
上着の肩幅、長さなど細かく確認しながら最適な位置にすることができ、大変よろこんでいただきました。

持っている衣類や空間の使い方によって、パイプ1本と言えども取り付け位置は難しい。
きめ細かな対応を評価していただけて、嬉しい気持ちになった仕事でした。