石膏釘は基本、3方向に角度のついた細釘で固定して抜けを防ぐ仕組み。
この細釘、コインなどで押すよう取説にはありますが、これがけっこう大変。
あっちを押すとこっちは押しにくい、こっちがやっと押せたと思ったら、むこう側がめっちゃ押しにくい。
「あー、便利やけど、使うのめんどうやなぁ」
と思っていたんだけど、あるじゃないですか、専用のグッズが。


表紙の見える書架を石膏ボードの壁に吊ることになったため、石膏クギと金具を使ってハンギング加工。
金具のネジ穴に「マジッククロス」を入れて壁に固定するのですが、これがまた金具をたくさん使わなくちゃいけなくて。

でも大丈夫。専用グッズ買っておきました。
その名も「プッシュマジック」。
センターポンチのように押すと先端が伸縮するようになっていて、石膏釘の頭に先端を合わせて押すと、中の芯が少し縮んで釘をホールド。そのままプッシュすると芯が釘をまっすぐに押してくれるというもの。


今まで不安定な指先でコインを押して、時には釘頭がズレて刺さったりしてましたが、これならとりあえずは危険がないし、力も入れやすい。

角度によっては狭い場所では使えないけれど、それでもすごく作業効率があがります。



石膏ボードだけでなく、柔らかい材の薄い板ならこれで細工できます。さっそくファルカタ材の加工時に、仮釘を打つのに活用しました。
これは便利だね!