ゴールデンウィーク中の5月5日、削ろう会さんの全国大会、神戸大会を訪問。「極限まで薄いかんな削くずを追求する」この会、全国から凄腕が集い大会を催しています。DIYアドバイザー関西からもボランティア協力で先輩方がいらっしゃることもあり、陣中見舞がてら伺ってきました。

入り口ですでに、ヒノキの香りが漂ってくる会場、入るとズラーッとならんだ兵庫県産材。
す、すごい〜!

事前登録した全国からの参加者が、アナウンスにしたがって粛々と薄削りに励んでいらっしゃいます。ロクな鉋を持っていない私にはまだまだ未達の境地。周りには、各地から集まったメーカーさんが芸術的な道具を展示されていて、まさに垂涎!
「早く腕を磨いて、よい道具を揃えたい!」
道工具の展示会にいくといつも駆られる想いです。

随時、丸太切り競争や薄削りのデモンストレーション、大鋸での丸太切り体験などもあり、大にぎわい。他にも、建築、建材メーカーや工務店のブースが立ち並び、継手の実演や左官体験など、実演と体験も多く盛り込まれていました。DIYアドバイザー関西の皆さんは椅子づくり体験をご担当。

職人だらけのイベントかと思いきや、連休中ということもあるのでしょうかご時世でしょうか、フェイクフラワーづくりや子供向けのネームプレート制作のブースがあったり、お茶席があったり、ファミリーで訪れても楽しめる雰囲気。場所柄、フードコートも中華、インド、焼肉、異国情緒も豊かでした。外国人の方や若い方も多く見られ、技術者とのやりとりも盛んで充実した機運がヒシヒシと。毎年ほぼ2回の開催、今回で31回を迎えるのも納得の削ろう会全国大会でした。