IMG_5662.jpgかねてから、子供用の工作向けに欲しいと思っていたワックス塗料がやっと届きました。
ニスと塗料の専門メーカーである和信ペイントさんが、教材用として開発された「水性カラーワックス」です。
ワックスとあるだけに、ペンキのようにハケで塗るのではなく、布で塗り広げて磨く「ワイピング仕上げ」の塗料です。

特徴は何と言ってもその「乾燥の早さ」。
水性カラーワックスは、パラフィンなどのロウ状成分が主成分で、布で塗り広げて磨くことで木材表面の浅い部分に浸透し皮膜として定着します。ペンキなどの塗料に比べ、蒸発や重合作用といった反応にかかる時間が必要ありません。
なので、塗り広げて磨き上げれば塗装が終了! 乾燥時間が
不要なのです。
そういうところから、授業時間が限られる学校の教材として求められているんですね。

一般には、工作にかける時間が限られているイベントなどで、液体状の塗料のようにポタポタ落ちたり飛び散ったりするリスクが少ない。しかも、水性なので扱いやすい。といった点で重宝します。

ただし、固い塗膜を作らないというところからわかるように、色移りなどの可能性があるため、実用家具などには不向き。椅子の座面などに使って衣服に色移りするのは困りますよね。また、水滴や熱、落下物などの刺激にも強いとは言えませんので、用途を見極めて使います。

これは実際にイベントでの体験ですが、十分な拭き取り〜磨きが足りず、ベタベタのまま終えてしまうケースが見られます。一般に塗装行為はペンキのように「塗る〜乾かす」というイメージが強いためでしょうね。指導の際は、使い方をきちんと説明することが大切です。

カラーラインナップは8色。
赤、黄、青の3原色に、木材の雰囲気を活かせる5色が揃っています。ワックスを調合して好みの色にすることも可能なので、例えば、木製オーナメントや飾り棚、積み木、パズルなどのおもちゃに良さそうです。
塗装まえにしっかりと木地研磨し塗って磨き上げれば、サラサラで気持ちいい手触りの作品が出来上がります。

夏休みの時期は逃してしまいましたが、さてこれを使って何を作りましょうか♪