11/7、DIYアドバイザー関西の勉強会で梅田の生涯学習センターへ。和信ペイントさんによる、ニスと塗料の勉強会です。
題材は、「水性ウレタンニス」「水性工芸うるし」「和(水性オイルフィニッシュ)」の体験。
塗料のトレンドがビンテージやツヤ消しになって久しく、技術のセオリーが見えにくくなってきている中、塗料の性格ごとの技術を確認できるありがたい機会です。講師はベテランの寺尾さん。

私が選んだのは水性工芸うるし
うるしのような仕上げがかなう水性ウレタン塗料です。水性ウレタンニス同様、食品衛生法にも適合しているのでお箸などにも使える実用的な塗料。
以前、手鏡や羽子板を塗装したことがあったのですが、仕上がりに納得がいかなかったためのリベンジ。寺尾さんの解説入りでじっくりVTRを見せていただきました。今回、との粉処理から始め、塗膜の厚みや刷毛を動かすスピードなどのコツも掴めたので、少しは上達したようです。

乾燥の間に、和風カラーの水性オイルフィニッシュ「和(なごみ)」も体験。
こちらはツバキオイルを配合したアクリル塗料のようで、基本的な使い方は普通のオイルフィニッシュと同じですが、溶剤が水なので使用後の片付けがラクです。
狐色、胡桃色、褐色、珊瑚色、萌黄色など、名前の由来でもある和風カラーが揃っている中、私は狐色をお試し。ウエット研磨したので手触りもなかなかに仕上がりました。

個人的にもリクエストしていた和信ペイントさんの勉強会。
うるしもオイルフィニッシュも、水性を実現するためウレタンやアクリルではありますが、ものづくりに取り入れやすい塗料なので、じっくり体験できたことはとても有益でした。
和信ペイントさん、ありがとうございました!