お得意さまから見積もり依頼で伺った際に頼まれた小修理。
書棚の背板が後ろの湾曲して飛び出していたものをなんとかしたいというご要望。


現調時は、はめ込んであった背板が溝から外れているだけと思ったのですが、修理当日によくみたら、側板のパーティクルボードが砕けていました。
元の修理プランは、幅広のL字金具を背面の側板に固定し、背板の飛び出しを抑える予定でしたが、その前に砕けたパーティクルボードを復元する必要がでてきました。


結局、木工用ボンドを流し込み一晩クランプして、金具を取り付けて終了。
書棚は古い組み立て家具でしたので、経年劣化でしょう。
おお振りで重たいの洋書などを収納されていたので、負荷がかかっていたものと思われます。


古い家具の修理は、予想外の問題点を抱えている、という教訓でした。
お客様、いつもありがとうございます。