仕事で、いくつかのアンカーを試す機会がありました。
耐火性、遮音性に優れ、安価なことから、日本の住宅の内装建材はほとんど石膏ボードになっています。しかしその性質上、ねじくぎが効きにくいためDIYビギナーの悩みの種にもなっています。

ふつうは、建材を支える柱や間柱を頼りにねじを留めたりしますが、そう都合のいい場所に間柱があるわけでもなく、そこで役に立つのがアンカーというわけです。

写真はボード裏の違い。左から、ねじタイプ、金属タイプ、樹脂タイプ、のアンカーです。
普段はボード裏などは見ることがないので、こうやって使い分けると違いがよくわかります。
ねじ込むことで被覆がアンカーになるもの、金属のカサでがっちり固定するもの、樹脂で手軽にアンカーを開くもの…
それぞれ使い勝手が違い、使える条件なども違うので、取扱説明書をよく読んで自宅に合うものを選びたいですね。

ちなみに石膏ボードの直線カットはカッターが便利。アクリルのようにカッターで何度か切り目を入れ、体重をかけると簡単に折れてくれます。